理屈と感性
関東地方では昨日久しぶりに地震がありました。
会社でも警報音が流れたりしてちょっと怖かったです。
狭いオフィス、頭の上のほうの棚にもいろんな物が積んであるので、いきなり強い地震があったら、降ってきて危ないです。
いざとなったときに、どう行動するか、あらためて考えておかなきゃと思いました。
話は変わって、今年は残暑が厳しくなくて助かります。
いつの間にか、夏終わっちゃった?秋きちゃった?って感じで、ここ最近夏の疲れも出てます。
夜は全く起きてられなく、ゆっくりPCも向かえず…
昼間にちょこちょこ、皆様のブログにいくものの、読み逃げ状態となっていて、すみません
ところで、題名の理屈と感性の話ですが、先日のレッスンで先生と話したこと。
一つの曲と向き合うとき、皆さんはその曲についてどの程度調べますか?
のだめちゃんが、パリに留学したときのアナリーゼの授業で、とまどい、
「だって、のだめ、今までそんなもの習ったことないものぉぉぉ」と言ってたのを思い出しますが(^^;;
私は正直なところ、子供のときも、今もその曲が作られた背景やその作曲家の意図などをあらかじめ勉強することなく、いきなり楽譜に目をやって、弾いています。
今まで習ったどの先生からも、(計7人ぐらいになりますが)、調べるように言われたことがありませんでした。
今回、先生に聞いたのは、曲について説明本などを読んだほうがいいのかどうなのかということ。
お恥ずかしい話、最近まで、インベンションなどに解説本があることも知らなかった。
大きい専門店に言った時、ショパンのノクターンの手引きを見たことがありますが、その時へえーとパラパラ立ち読みしたことがあるぐらい。
私の先生は、
「もちろん、あらかじめその曲について調べたり、解説本を読むことはいいとは思う。プロのピアニストなんかは、多分いろんな解釈をふまえ、そこから自分はどう弾くのか考えているんだと思う。
でも、ある程度の決まりごとを理解することは前提とするものの、理屈ばかり先行しても、いい演奏はできない。
理屈がわかって、そして、自分の感性と照らして、また理屈に戻ってみたりと、いったりきたりでいいのではないかと思う。
解釈というのも、その時代時代でいろいろ変わるから、大前提のことが守られていれば、あとは弾く人がこう弾きたいという思いに乗せて弾くことが、聞いている人にも伝わると思う。」と。
先生のお知り合いの先生の中に、深く細かく研究される方がいらっしゃるそうだが、その方の演奏は実はあまり魅力的ではないそう。
これは、たまたまその方がそうだったということかもしれないけれど、最後はやっぱり自分の感性が一番大事なのかもねということだった。
自分で勝手に弾いているときはともかくとして、人の前で発表するとき、やっぱり聴いてくれる人に向けて、私はこの曲をこういう風に弾きたいんだという、メッセージが発信できたほうがいい演奏になる気はする。
今の自分といえば、人前演奏なんて、緊張でいっぱいいっぱい、当日そんな余裕は一つもないけれど(^^;;
人前で演奏する予定のベトソナ、今は譜面上の多少の分析(といえるほどでもないけど^^;)はしているし、先生からの指導もあるので、理屈は何となくわかりつつある、その上で、さらに自分の感性で弾けるためには、もう少し曲の背景などの深い理解が必要なのかも。
やっぱり、ベートーヴェンの思い、かしら。
どうしても、ピアノの場合、弾いてなんぼ!と思ってしまうけど、弾かない勉強ってのもいっぱいあるんですよね。
プロの演奏を聴くこと、曲や作曲家について調べること、そして、先生に言われた、楽譜を弾かないで見て、どう自分が弾くのかイメージすること、など・・・
やるべきこと、いっぱいあるな。
時間がもっと欲しいな~
会社でも警報音が流れたりしてちょっと怖かったです。
狭いオフィス、頭の上のほうの棚にもいろんな物が積んであるので、いきなり強い地震があったら、降ってきて危ないです。
いざとなったときに、どう行動するか、あらためて考えておかなきゃと思いました。
話は変わって、今年は残暑が厳しくなくて助かります。
いつの間にか、夏終わっちゃった?秋きちゃった?って感じで、ここ最近夏の疲れも出てます。
夜は全く起きてられなく、ゆっくりPCも向かえず…
昼間にちょこちょこ、皆様のブログにいくものの、読み逃げ状態となっていて、すみません
ところで、題名の理屈と感性の話ですが、先日のレッスンで先生と話したこと。
一つの曲と向き合うとき、皆さんはその曲についてどの程度調べますか?
のだめちゃんが、パリに留学したときのアナリーゼの授業で、とまどい、
「だって、のだめ、今までそんなもの習ったことないものぉぉぉ」と言ってたのを思い出しますが(^^;;
私は正直なところ、子供のときも、今もその曲が作られた背景やその作曲家の意図などをあらかじめ勉強することなく、いきなり楽譜に目をやって、弾いています。
今まで習ったどの先生からも、(計7人ぐらいになりますが)、調べるように言われたことがありませんでした。
今回、先生に聞いたのは、曲について説明本などを読んだほうがいいのかどうなのかということ。
お恥ずかしい話、最近まで、インベンションなどに解説本があることも知らなかった。
大きい専門店に言った時、ショパンのノクターンの手引きを見たことがありますが、その時へえーとパラパラ立ち読みしたことがあるぐらい。
私の先生は、
「もちろん、あらかじめその曲について調べたり、解説本を読むことはいいとは思う。プロのピアニストなんかは、多分いろんな解釈をふまえ、そこから自分はどう弾くのか考えているんだと思う。
でも、ある程度の決まりごとを理解することは前提とするものの、理屈ばかり先行しても、いい演奏はできない。
理屈がわかって、そして、自分の感性と照らして、また理屈に戻ってみたりと、いったりきたりでいいのではないかと思う。
解釈というのも、その時代時代でいろいろ変わるから、大前提のことが守られていれば、あとは弾く人がこう弾きたいという思いに乗せて弾くことが、聞いている人にも伝わると思う。」と。
先生のお知り合いの先生の中に、深く細かく研究される方がいらっしゃるそうだが、その方の演奏は実はあまり魅力的ではないそう。
これは、たまたまその方がそうだったということかもしれないけれど、最後はやっぱり自分の感性が一番大事なのかもねということだった。
自分で勝手に弾いているときはともかくとして、人の前で発表するとき、やっぱり聴いてくれる人に向けて、私はこの曲をこういう風に弾きたいんだという、メッセージが発信できたほうがいい演奏になる気はする。
今の自分といえば、人前演奏なんて、緊張でいっぱいいっぱい、当日そんな余裕は一つもないけれど(^^;;
人前で演奏する予定のベトソナ、今は譜面上の多少の分析(といえるほどでもないけど^^;)はしているし、先生からの指導もあるので、理屈は何となくわかりつつある、その上で、さらに自分の感性で弾けるためには、もう少し曲の背景などの深い理解が必要なのかも。
やっぱり、ベートーヴェンの思い、かしら。
どうしても、ピアノの場合、弾いてなんぼ!と思ってしまうけど、弾かない勉強ってのもいっぱいあるんですよね。
プロの演奏を聴くこと、曲や作曲家について調べること、そして、先生に言われた、楽譜を弾かないで見て、どう自分が弾くのかイメージすること、など・・・
やるべきこと、いっぱいあるな。
時間がもっと欲しいな~
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